黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました

被害者の周辺

記念日反応

2001年6月にうちの猫型息子は生まれた。日付は、はっきりはわからない。生きていたら、今年は20歳を迎えていたんだな・・・人間だったら超おじいちゃん。その死は、寿命を全う、大往生と形容されるお年頃だ。 同じ年の6月8日、ある大きな事件が起き、知人の…

肩書の力

先週からちょっと消費者トラブルに巻き込まれていたんだけれども、ゴールデンウイークは解決を見て迎えることができた。やれやれ。 まず、先方のお問い合わせフォームに書き込んで、その後、お客様センターのみなさんとメールのやり取りになった。私はただ同…

座間事件: タダの優しさは、怖いね

座間の9人が遺体で見つかった事件。心が弱っているところにサイコパスらしき犯罪者に付け込まれて、若い女の子が多数命を落としている。可哀そうで仕方ない。 SNSが悪者扱いだが、そこは本質じゃないだろう。確かにツイッターなどという公の場で心情を簡単に…

「ひよっこ」、被害者家族の物語

NHK朝ドラ「ひよっこ」が終わった。脚本家も主演女優も続編に意欲があるみたいだし、続きがあるなら大歓迎。もっと見たいなと思う。家族で「また会~う日まで~」と歌っていたのだから、あるかな? この朝ドラについては、主人公の谷田部みね子は、特定の職…

「愛の鞭」で追い詰めてないか

メニエール発作など色々あって、ブログはずいぶんとご無沙汰になってしまった。文章書くのが仕事のはずなんですけどねー。 左方向や下方向、斜め左下なんかを見ようとすると、ぐらあ~からのグルグル回転が始まってしまったり最悪で、パソコン画面を見つめて…

障害者施設での殺戮 犯人は「支援者病」か

凄惨な事件が起きてしまった。 神奈川県相模原市の障害者福祉施設で、元職員の男(26)が未明に19人を殺害し25人に重軽傷を負わせたと、26日昼の報道が伝えている。 この元職員、施設を辞めさせられた、障害者を恨んでいたとか、障害者の安楽死法案を作れと…

BPO、やっぱりテレビ局に甘い

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160516-00000825-fnn-soci BPO、フジテレビのバラエティー番組で見解「放送倫理上問題ある」 フジテレビ系(FNN) 5月16日(月)18時59分配信 BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会は、2015年2月に放…

「しない善」と「する偽善」

今日は、得意の「ぎっくり背中」にて連休の最終日が無駄になった。とほほ。 さて、熊本地震への芸能人による支援について批判する声があると聞く。報道で知る限りでは、各500万円を熊本県と大分県に寄付して証拠もSNSにアップしたサエコが、「人には言うが自…

『いのちの学校』

ようやく、こちらでもご報告できるようになりました。 本日から、ネット書店のhontoでの扱いが始まったので・・・ 「いのちのミュージアム」が企画、色々あって2年がかりで出版できた『いのちの学校』(夏葉社)です。 http://honto.jp/netstore/pd-book_276…

「深く理解してくれる人しか認めない」ではみんなが逃げる

時間がないときに限って書きたくなる変な奴です、ハイ。 為末大さんの、障害者問題でのしばらく前の発言に関するJ-castニュースの記事が、なぜだかまた復活して配信されているようだ。(為末大が障害者問題で指摘した「ヒステリックな正義の人」って誰だ? h…

人はなぜ被害者を責めるのか

日本心理学会のホームページに、「心理学ミュージアム」というものが設けられていると最近になって気づいた。見てみると、2015年7月13日付で追加された作品の中に興味深いものがある。タイトルは「人はなぜ被害者を責めるのか?」だ。(http://psychmuseum.j…

コントロールを免れるには

浮気した夫を心底反省させる、法に触れない仕返し方法とは?との問いに、カウンセリングもするという離婚弁護士が「精神的に家族に依存させておいて、取り上げる」ことを提案していた。(http://www.bengo4.com/c_3/c_1020/n_3533/) 悪魔的なことを書くよう…

『被害者ノート』が白書に載ります

うっかり書くのを忘れるところだったが、6月12日に閣議決定された2015年版犯罪被害者白書の中で、『被害者ノート』が紹介されている。先週、連絡をもらった。 http://www8.cao.go.jp/hanzai/whitepaper/w-2015/pdf/zenbun/pdf/1s5s3.pdf (2~3ペー…

過失犯は「第二の被害者」?被害者は納得できるか

なんかちょっと、違和感が大きい。「第二の被害者」とは、「他者にケガを負わせる事故に関与した人で、その事故に対して個人的な責任を感じている人」・・・そんな言葉があるそうだ。最近の不勉強を露呈するようだが、初めて知った。シドニー・デッカーとい…

「有識者」としての被害者、その声を生かせ

6月6日夜、北海道砂川市で痛ましい事件が起きた。日本一長い直線道路と言われる道で、カーチェイス同様の時速百キロ超の高速運転をしていた2台の車によって、軽乗用車に乗っていた家族5人が死傷した。昨日、亡くなったご夫妻と長男長女の告別式が行われ…

20世紀回帰を望む?裁判所

昔の参考資料を慌てて引っ張り出してみる。ダグラス・エヴァン・ビルーフという米国の学者は、1999年の論稿で、刑事手続においてその当時から過去30年にわたって信奉されていた「犯罪統制モデル」と「適正手続モデル」の2極のみによる価値観の対立的関係は…

ランキングさん

ずっとひっかかっていた記事があった。 私も好きなノンフィクションライターの最相葉月さんが書いた「心のケア 切なくも強く」という寄稿。1月15日の読売新聞に、阪神大震災から20年を期して掲載されていた。 いつも「人生案内」での回答は読んで面白くも的…

「被害者ノート」に込められた思い・・・放送されました!

インフルエンザで発熱中なんですが、消えてしまう前に・・・と思いまして。 昨日、TBSの夕方のニュースで「被害者ノート」を取り上げてもらいました。 思い返すと、ノートの執筆追込みでこの3月にはメニエールも再発するに至ったのでしたが、報われた感じ…

第3次犯罪被害者等基本計画に向けて、被害者ノートについて

トラックバックを貼らせていただいたが、順調に「被害者ノート」の報道をしていただいている。先日は、日経にも載せていただいたのだった・・・共同通信の配信だったので、他でも載ったらしいですね。 さて、犯罪被害者等基本法が2004年にできて、第1次の基…

やるせない

会場アナウンスでは、「41年の人生を全うされた・・・」と故人について案内があった。「全うする」はマニュアルにそうあるのかもしれないが、聞いていて引っかかった。もっともっと全うすべき人生が彼の未来にはあったのではないのか?と、どうしても考え…

「被害者ノート」の紹介記事が載りました

なかなかブログに書く時間が取れなかったが、これだけは書いておかないと。今朝の読売新聞朝刊に、「被害者ノート」の記事が載った。(写真に写っているのは被害者の方たち。私は写ってません~) http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=102303 取材…

力を結集すると、できること(被害者ノート)

一昨年の3月から仲間と取り組んできたプロジェクト、「被害者ノート」。今年3月初旬に脱稿、そして手分けしてのゲラチェックを経て、4月末日にようやく校了することができた。準備が整い次第、印刷が始まり、配布することになっている。 弱音を吐かないで…

賠償金額を伝えるよりも

週の始め、知人の民事判決が東京地裁であり、公判と記者会見にお邪魔した。自転車による交通犯罪についての裁判で、その結果はかなり大きく報じられたので、お気づきになった方も多いだろう。 NHKを含む多くの報道では、「加害者側が自転車であってもクルマ…

また転んだ

どうやら、新年最初の投稿らしい。最近、谷あり谷ありの状況が続いて・・・いや、うれしい山もありましたね。でも、このブログは、タイトルに「七転び八起き」と付けたが、また転んじゃったみたいだ。 被害者がパネリストとなって被害についてのお話をするの…

「ごちそうさん」に見る、寄り添う難しさ

NHKの朝ドラ「ごちそうさん」は、私もはまった前作の「あまちゃん」をしのぐ人気のようだ。結局、私も欠かさず見ているが、17日の放送は身につまされた。 作中では、関東大震災が起こり、主人公「め以子」の住む大阪にも被災者が逃げてきて、彼女は炊き出し…

人が安心して移動できる社会へ

11月末の1週間は、今年も犯罪被害者週間だった。そのため、11月以降は様々な行事にお邪魔させていただいて、色々なお話を伺った。そのくせ、被害者の肩を持つ(ネコもだけど)と公言しているこのブログが、怠慢で何にも触れないのも気が引ける。ひとつだけで…

被害者や周囲の人に、届いてほしい

いつも新たな被害者が生まれるたびに、やりきれない思いがする。 それと同時に、これまでの被害者の方たちが積み上げてきたノウハウというか、被害者ならではの「知恵」に早めにたどり着けないものだろうか・・・と、いつも思ってきた。 それがあると無いと…

トロフィーとしての彼女

本当に久しぶりだ。書き方を忘れてしまいそう・・・な訳はないが、とにかく頭にきたので書くことにする。三鷹の女子高生殺害事件だが、被害者が見られたくなかっただろう写真や動画が、加害者の手によって、大々的にネットでばらまかれたのだそうだ。 しかも…

被害者への償いを忘れた加害者像に、違和感--「いつか陽のあたる場所で」

3月3日、桃の節句の日の新聞を見ていて気になった記事が2つあった。 1つは、視聴者からの放送についての投書を取り上げる「放送塔から」という読売新聞のコラム記事だ。この日は、NHKのドラマ「いつか陽のあたる場所で」についてだった。「被害者や遺…

支援者しか、伝えられない

まさか自分が犯罪に巻き込まれて、被害者になるだなんてことは、誰もが想像できないこと。自分が犯罪に遭った時のことをシュミレーションできている人なんて、そうそういないのではないだろうか。 考えるだけで怖いとか、言葉に出したら縁起が悪いとか…それ…