黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました

被害者の周辺

「危険運転」にならなかった少年の無免許運転

無免許運転も居眠り運転も、一般人の感覚からすれば危険極まりない。技能だけでなく、交通ルールを含めて学んでこその免許取得だろうと思うし、居眠りされてはそもそも意識が吹っ飛んでいるのだから。 それなのに、昨日、地裁判決のあった亀岡の事件では、少…

亀岡事件:それで、本当の反省なのか

京都・亀岡の事件で、運転手の少年に対する裁判の判決が、京都地裁で昨日19日に言い渡された。 検察側の求刑が5~10年の不定期刑のところ、5~8年の不定期刑の判決。よくある「8掛け」であり、量刑から2年が減らされた。裁判所はつべこべ言わずに従来…

飲酒運転撲滅ライブ、Stop! Drunk Driving

「LIVE SDD(Stop! Drunk Driving) 2013」という、飲酒運転撲滅をテーマとした大規模ライブが、きょう2月17日に大阪城ホールで開かれる。 このライブについてのホームページを見ると、FM大阪の主催であり、コア・パートナーとして阪急電鉄、阪神電気鉄道…

AKB、ああ無情

AKBメンバー峯岸みなみのお泊り騒動と丸刈り謝罪については、私がぼやぼやしているうちに色んな人が反応し、私が書きたいことなんかも既に多くの人たちが指摘済みのようだ。海外の各国にもあっという間にニュースが伝わった。 今さらという気もするが、駄…

園田監督と内柴被告…あの2人、重症だ

柔道女子のトップ選手15人に暴力行為を告発された園田隆二・全日本女子監督と、未成年の教え子への準強姦罪により求刑通りの実刑5年の判決を受けて即日控訴したという五輪金メダリスト内柴正人被告。ふたりは、多くの一般人が別れを告げた古い常識で未だ…

朝ドラでは描けない現実の危険

書きたい話がたくさんたまっている。それなのに、何となく時間が無く、全然書けない。色々と盛り込んで下調べをしてから書こうと思うからいけないのかな…と思い、今回は単純にさっと書くことにした。 少し前に放送されていた「シングルマザーズ」もそうだっ…

千野アナ報道(3):社会が勝手に加害者を許す

今でさえ、加害者が逮捕されず、マスコミで主役扱いされていることで、被害者側は二重にも三重にも苦しい思いを味わっているのではないか。 通夜や告別式への参列だって、もし断りたかったとしても、それは既にマスコミが作り上げた「こんなに反省しているじ…

千野アナ報道(2):加害者主役の報道の効果は

対照的に、今回の事件の被害者側は名前と年齢、職業、住所ぐらいしか伝わっていないようで、家族の声も伝わってこないが、家族が亡くなる惨事が突然降りかかってきて、今は大変な状況にあるのだと思う。泣きぬれた美女にただでさえ弱いマスコミが、大挙して…

千野アナ報道、被害者の声はどこに(1)

ちょっと体調を崩して寝てたら、ぎっくり腰ならぬ「背中ぎっくり」になった。体質のせいで湿布を貼れないので、今もひたすら患部を冷やしている。泣きっ面に蜂、何のバチが当たったのか…と思ってから、あ、こういう考え方ってダメだった…と思い出した。 以前…

続・ハートバンド

被害者になるかどうかは、人は選べない…と書いたばかりだった。笹子トンネルで、12月2日の日曜日の朝に痛ましい事故が起きた。9人の犠牲者は、まさかその日に自分が命を終えるなどとは、思ってもみなかったことだろう。そして、報道を見て、自分も巻き込まれ…

ハートバンド全国大会にて

犯罪被害者週間最終日の12月1日、「ハートバンド」という、全国の犯罪被害者団体がゆるくつながったネットワークの全国大会にお邪魔してきた。毎年ぜひにも参加したいと思っているのだが、昨年はどうしても出られず、かなり残念だった。今年、また懐かしい方…

被害者が教えてくれること

自分でも、最近は涙もろくなったものだと思う。埼玉県警の音楽隊の奏でる「おひさま」メインテーマを聴きながら、どうにもこみあげてきてしまって、隣の席の人には分かってしまったかな・・・と思った。確か、平原綾香の歌っていた歌詞には、あなたは私の希…

相手をコントロールしようと思ってはいけない

最初からお断りしておく。とりとめのない話になりそうだ。7年ぶりに再発したメニエール病のせいで、目が回っているもので。夏に頑張りすぎたせいか・・・若くないんだから、無理はいけませんね。 さて、世の中は選挙モードになっている。どの党が政権を担う…

国際シンポ:日本の人身売買被害者

このブログには、大変にご無沙汰してしまった。夏の間、お引き受けした本の執筆に追われ、1日当たり12時間、いや、下手すると18時間書き続けるような日々が来る日も来る日も続き、とてもとてもブログには手が回らなかった。27度設定のクーラーが効いていた…

「いじめ」と「DV」は犯罪行為の連鎖

この世に生まれて半世紀はとっくに過ぎただろうある男性が、少し前にトラブルに巻き込まれ、こう言っていた。「初めて法律のありがたみを感じた。法律は弱者を守る武器なんだね」 「そりゃあそうですよ、これまで法律のありがたみを感じないで生きてこられた…

「被害者なき犯罪」でいいのか

京都・亀岡での無免許の少年の暴走によって集団登校中の児童ら10人が死傷した事件で、暴走事件に使われた車両の持ち主の19才の少年が、道路交通法違反(無免許運転)の教唆で7月2日に在宅起訴されたとの報道があった。 罪名を見て、そうか、道交法違反の教唆…

被害者の生活を守れ

被害者への生活支援は、早急に解決が図られるべき問題だ。生活というと、金銭の話かと思われるかもしれないが、そうではない。まさに、日々の生活を送れない、という話だ。それはなぜなのか。 罪を犯した側は、身柄を拘束されると同時に毎日3食提供されて寝…

DVや暴力の理解のために

最近、ろくに新聞を読んでいなかったので、日本でも報道があったのかもしれないが、アメリカで現在、性虐待に関する裁判が大々的に報道されているという。大昔に留学していた州の話だと聞いて、あわててネットをチェックしてみた。 フットボールの強い大学だ…

性犯罪と裁判員裁判

前回、プロの裁判官のみによる裁判と、市民の裁判員の加わった裁判の量刑比較において、性犯罪では、裁判員裁判の対象事件になっている「強制わいせつ致傷」「強姦致傷」ともに、ワンランク裁判員の方が重罰を与える傾向があることについて書いた。 その時に…

裁判員に期待したいプロの意識の修正

金環日食のあった21日朝、日本のこんなに広範囲で日食が見られるのは平安時代以来932年ぶりだということで、朝から大々的にテレビ中継が行われていた。こんな日に制度開始からちょうど3年を迎えてしまった裁判員制度は、なんて運がないのか…と「金環食」とい…

被害者対応、何が悪かったのか

ゴールデンウィークが始まったばかりの日曜朝に、関越での大事故の報に接した。テレビ画面では、ディズニーランドに向かう観光客を、少し前まではたくさん乗せていたバスが、高速道路わきの壁に突き刺さっていた。既に7人が死亡しているという。このように…

京都・亀岡で繰り返された悲劇

謝罪を力なくぼそぼそと繰り返す加害者少年の父親は、少年法によって少年を特定させない配慮から顔を映さない代わりに胸元のTシャツの文字ばかりが大きくアップになって映っていた。その文字はこう読めた。Frustrated with what's going on…(今、起きている…

持病の申告、本人任せには限界がある

年度切り替えのこの時期に引き受けている仕事と、引っ越しとそれに伴うトラブルのしわ寄せ、そして何よりも安易に流れる私のサボり体質からブログの更新がおろそかになってしまった。ご迷惑をおかけした方にはおわびしたい。今週、ようやくリフォームの再工…

「逃げない」のでなく「逃げられない」

昔、新聞記者になりたての頃、ある刑事が私にこう言った。「普通の人は、警察署なんて運転免許の書き換えの時に来るぐらい。それが、わざわざ警察署に足を運んで被害を訴えようなんていうのは余程のことに決まっているのだから、こちらも覚悟して話を聞かな…

本村洋さんに、幸あれ

このブログで被害者に関する記事を書くにあたり、できるだけ被害者や関係者の実名を記すのは避けてきたつもりだが、匿名で書くのが無駄な努力とも思えるほど名前の知れ渡ってしまった被害者遺族がいる。本村洋さんだ。名前を聞くだけで、多くの人が「山口県…

支配は愛情ではない

ホイットニー・ヒューストンが亡くなった。まだ50にもならない、若すぎる死だ。1991年のスーパーボールでのアメリカ国歌の独唱は、「これまでで一番素晴らしい国歌独唱」との評価もあるらしく、YouTubeで探して聴いてみた。感動のあまり、思わず涙が出て、く…

客観的証拠が被害者を守り、犯人を追いつめる

「変だと思ってたんですよ、バイバ~イって手を振っていて・・・子どもが行方不明の親のすることかって」 6日昼のテレビで、インタビューされた近所の匿名女性がそう話していた。昨年9月、大分県で行方不明になっていた2歳の女の子の事件の話だ。 母親がチャ…

被告人の笑み

一瞬、何かの見間違いかと思った。 昨日の2月1日、知り合いの被害者の方に声を掛けられ、ある刑事裁判の地裁での公判を傍聴した。検察側の論告求刑が始まり、膨大な量の書類を検察官が早口で読み上げていく。論告要旨を読み上げている検察官はもちろん、3…

危険運転致死傷罪適用--検察はあきらめないで

実は飲酒も嫌いではなく、自分に甘いことでは人後に落ちないと家族に指摘されそうな私だが、飲酒運転だけはするまい、そしてまわりの人間にもさせまいと心に決めている。 飲酒運転については、お酒を飲まない側の幼い子供たちが何人も犠牲になるなど、悲しい…

「がまんが足りない」のではなく「人権」の問題

昨年暮れ、内閣府の男女共同参画局に「東日本大震災後の女性の暴力被害防止に向けて」と題した提言書を、「災害時の性暴力・DV防止ネットワーク」が提出した。その提言書をまとめる手伝いをしたが、その中で「東北地方では男尊女卑の文化が根強いので、被…