黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました

ノーベル賞の中村さんとのすれちがい?

 記事を一読して理解できたようでまったく理解できない!という研究をされていた方たちと違い、今こうやってパソコンに向かっている私でも現実に恩恵を受けている発明をされたとわかる方々が、めでたくノーベル賞をお取りになった。おめでとうございます!
 
 とはいえ、お三方とは「日本人」ということ以外は私は全然関係もないですし(お一方は米国籍をお持ちだそうだし)、自分の原稿完成をとにかく急がなければならないこの時期に何をいったい書こうとしているのかというと・・・いやはや、「全然」でもなかったみたいで。というか、接点があったかもしれなかったことに、新聞を読んでいて気づき、にわかに目が覚めました。
 
 中村修二さんですが、「青色LEDを開発するにはフロリダ大学で学ぶ必要があると言った」んだそうですよ、当時の勤務先の社長さんに。そこで、え?と目が留まりました。「1年間留学し、帰国して青色LEDの開発に取り組んだ」んだそうです。(2014年10月8日読売夕刊2面)
 
 ・・・私、母校がフロリダ大学なんですよね。いやでも、中村さんは「フロリダ大あるある」の間違いで、ほんとはフロリダ州立大かもしれないし・・・と思い、ググってみましたら、「Nakamura began his year- long position as a visiting research associate at the University of Florida in 1988.」(http://www.ieeeghn.org/wiki/index.php/Shuji_Nakamura) と書いてありましたので、やっぱりフロリダ大学の方でした。そして、1988年と言えば、私は8月に同大学を卒業したんですよね・・・(・_・;)
 
 日本のウィキを見てみたら、略歴には「1987年 - フロリダ大学電子工学部へ留学(1988年9月まで)」と書いてありましたので、いやもう、ドンピシャで同じ時期に在学していたことが分かりました!ひえ~!
 
 しかし・・・残念ながら、会った覚えは全くありません。
 
 当時、私はぬる~く歴史学を学ぶ大学生、あちらは探究心に燃える院生なわけですけど、フロリダ大は全米でも大きい方の5万人も学生のいるマンモス大学でしたから、いくら日本人同士とはいえ、面識がなくても全然不思議じゃないですね。そもそも日本人はあんまりいなくて、在学中に会った同大学生の日本人は1人しかいなかったんですが、院生の日本人には会ったことはありませんでした。(その会ったことのある1人が、なぜか同じ苗字の日系人。留学生アドバイザーに「兄弟か夫か?」と聞かれて、かな~りびっくりしました。)
 
 それに、在学中、私は、通常の勉強のほか、合格しないと卒業できないという悪魔のような州のテスト「CLAST(The College-Level Academic Skills Test)」に振り回されていて、前年にも優秀な成績の留学生が、このテストに通らなかったがために卒業できずに帰国したんだって・・・と聞き、だったら私なんか退学決定じゃん!と、もう半泣き、半狂乱で勉強していたわけで・・・。なんでわざわざこんなに厳しいテスト(受験している大学生の半分は自動的に落ちる&スペルミス1つでアウトだと聞いた)を、アメリカ人に混じって受けなきゃいけない大学に転学してきちゃったんだろうと、当時は安かった学費&温暖な土地だけに惹かれての自分の選択を半ば呪い、まわりは全く見えていませんでした。(院生はうらやましいことにCLASTは受験しなくていいのでした。)
 
 だから、留学生のパーティがあるよ~と大学から招待状が来ても、勉強が終わらずに行けなかったし。後に東尾理子さんがゴルフされてた広ーいゴルフ場の設備がキャンパス内にあったはずなんだけれど、一度も行ったこともないし。私は文系の図書館に張り付いてただけでしたからねえ・・・。中村さんは、研究室に入り浸って装置の研究をされてたでしょうし。そうそう、私は留学スケジュールの関係で、卒業式も出られなかったですしね。
 
 でも、私のルームメイトの台湾人の院生は、化学専攻で、彼氏も理系の院生だったから、中村さんと面識があったかもしれません。「日本人いるよ」って言ってましたから、もしかしたら。
 
 外に出れば噴き出た汗がすぐに乾燥して塩になるせいで、首筋がざらざらしちゃうバカみたいに暑いフロリダの夏を、中村さんも経験されたんでしょうか。自転車で移動する(私以外は車で移動)だけで疲れる広大なキャンパスのどこか、ハンバーガー屋さんあたりで、同じ日本から来た未来のノーベル賞学者とすれちがってたのかもしれない・・・と想像すると、なんかやっぱりおもしろくて、うれしくなってきます。
 
 とにかく、おめでとうございます!