黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました

印象に残った言葉

 もう年末。今年は、うれしいと感じることがあった。死生学の講義で「神様は人間を面白く作ったもので、人のために何かをできるとうれしさを感じ、己のためだと虚しく感じるようにできている」といった話を聞いたが、人に喜んでもらえるうれしさは本当だ。
 
 「大切なものは、目に見えないところにある」とも聞いた。金銭や点数の多寡であるとか、地位の高低であるとか、そういった目に見えるものではないもの。人の気持ちというのは、目に見えないものの典型のようにも思う。
 
 私が書いた原稿を、うれしいと喜んでくださったみなさま、ありがとう。私もとってもうれしかったです。来年、形になるのが楽しみですね。
 
 また、うれしかったこととは逆に「半世紀生きてもこのザマか」と我が身にガッカリすることも、相変わらず色々な事柄、場面であった。やっちゃった、ダメだよねぇ。ここで大きなため息が、私がつく前に周りからも聞こえてきそうだ。期待してくれてありがとう、でも応えられずゴメンね~(-_-;)
 
 でも、確かに完璧な人間など、そもそもこの世には存在しないのだ。この絶対の事実には救われる。だから、私だって気持ちを寄せるぐらいのことはしてもいいだろうと、犯罪被害者のサポート活動には今年もはじっこで関わらせていただいた。支援の社会への広がりを考えた時に、「専門家以外はお呼びでない」ということじゃないはず・・・図々しく、そう考えている。
 
 さて、冒頭の「利他」の効用を説く、情けは人のためならず実は自分のためになった的な言葉も心に残ったが、昨12月17日付の読売朝刊掲載の「人生案内」座談会から、印象に残った言葉を書き留めておきたい。すぐに肯けるものと、ちょっと消化に時間が欲しいな・・・というものも。敬称略、ランダムに行きます。
 
 まず、一般的なところから。
① あなたが独りで生き抜いているつもりでも、無数の見えない人たちに支えられているのです(鷲田清一、哲学者)→ほんとです。
② 「足るを知る」ことによって、少し気持ちが楽になる(増田明美、スポーツジャーナリスト)
③ みんなそれぞれに重荷や苦労があるもの。少し客観的に自分をながめるとストレスを乗り切っていける(海原純子心療内科医)
④ 自分の生き方を人と比較しないこと。自分は自分と考えれば楽になる(出久根達郎、作家)
⑤ 長生きする以上、高齢になっても社会状況に応じて自分を変える責務がある(樋口恵子、評論家)→かっこいいな~樋口さん。
 
 次に、被害者になるなど、人生のピンチに陥ったときにも参考になりそうなもの。
⑥ 家族が基盤になりえないこともあると認識すべき(大日向雅美、大学教授)→支援を受けてもいいと思うんです。
⑦ 100%の生き方を目指さなくてもいい(眉村卓、作家)→全部ひとりで完璧に頑張らなくてもいいと思うんです。
⑧ 最高のストレス解消法はぐちること。ただ、ぐちり方にもマナーがある(野村総一郎精神科医)→ぐちりましょ♪弱音吐きましょ♪
⑨ 「自分は生きたいように生きてはいけない」と思う人もいる。自己決定権は常にあなたにあるんですよ(久田恵、ノンフィクション作家)→自責の念を強く感じ、ご自身を縛ってしまう人もいますね。亡くなった人が生きたくても生きられなかった1日を、私たちが生きている意味はあると思うんですよ。
⑩ 助け合いながら新しい歴史を切り開いていく、そういう前向きな思考への切り替えが必要(樋口)→やっぱりかっこいい~。
 
 それから・・・
⑪ 失ったことを嘆くのではなく、「嘆くほどに大切なものを与えられていたんだ」と考える(大日向雅美、大学教授)→う~ん。気持ちにフタをせず、素直に嘆いてもいいんじゃないでしょうか? もちろん、後半の考え方は賛成なんですが。
 
 さぼりぐせがついているので、今年はこれで最後の書き込みになるかもしれない。読んでくださった方、良いお年をお迎えください(^_^)/