黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました

警察に聞いてみた

昨日は父の2回目の月命日だった。そこで「どうなっているんだろう」と思いながら放っておいた加害運転手の処分について、改めて警察署に聞いてみた。

人様のことで警察署に問い合わせをすることは、これまで仕事などでしてきたわけだが、自分(の家族)のことで警察署に電話するなんて初めてではないかな。いや、運転免許で何か前に聞いたかな・・・それぐらいだ。

父が事故後8か月の闘病の末、亡くなったことについて、最初に電話を受けた警察署の警察官、そして折り返し連絡のあった担当警察官の双方ともが「残念なことです」と親身に受け答えをして下さった。以前(10年以上前だったか)、夫が90歳運転の車に歩行中ひっかけられて負傷したとき対応した、別の署の警察官の尊大さとは雲泥の差だ。

被害者の痛みを察して丁寧に接する。それが根付いてきているのだとしたら、とても喜ばしい。これまで苦労されてきた方たちのご尽力の成果だろう。

ただ、父の場合は直接の死因はガンであって、「事故と無関係の死ではない」と家族がいくら考えていても、そこは仕方のないこと。だから、その点を伝えたら態度が変わるだろうか?と思っていたが、担当警察官は終始、こちらをいたわる態度を崩さなかった。

さて、肝心の処分については・・・運転手は、5月に書類送検されていたことが分かった。検番を教えてもらえたので、管轄の地検に問い合わせてみよう。被害者ホットラインでいいかな。

刑事処分に関しては、事故によって脳の障害を抱えてしまった父が、自分がひどい被害をこうむっていることが良くわからないのに外面良く振る舞って「もういい」とか「起訴は望まない」と警察に伝えていたので、まあ不起訴なんだろう。

後悔先に立たずだが、脳に重い障害が残った被害者ほど、現実が分からず相手を許してしまうのではないか。いつも運転手には想定以上のラッキーな処分結果が待つことになるのでは、やりきれない。

次に、行政処分はどうなのか。担当警察官は「一時的に免許停止になっていたとしても、おそらくはもう普通に運転していると思う」と言った。過失事故の程度によって30日、60日、90日(例外的には180日)の免停が科されるそうだが、90日だったとしてもとっくに終わっているはずだ。

「それを具体的には、被害者は知る術がない。ごめんなさい」と彼は言った。あれ?そうだっけ。まあいいかと思い「謝らないでくださいね」と伝えた。

もう何事もなく、なんだろうか・・・あの大学生は、普通に就活とかしてるかな。自分が1月に老人を轢いたことなど憶えてもいないで、来年の年賀状とかそろそろ用意しちゃうのかな。いや、最近の子はLINEであけおめかな。おめでたくなくても。

電話を切ってからそんなことを考えていたら、追って電話があった。先ほどの担当警察官から、警視庁の運転免許本部行政処分課に問い合わせてみたらどうかとの連絡だった。

父の場合、直接事故で死んだわけではない(そうなっちゃうのが悔しいが)けれど、重度後遺障害を負った場合に当てはまるのではないかと思われるので、そうすると、加害運転手の行政処分の結果を家族が知ることが出来るとのことだった。

さっきのは思い込みだったのね。答えてから心配になって調べ直したのだろう。定時を過ぎていたので、日付の変わった今日になって警視庁に電話した。

こちらの担当警察官も、直接の事故死ではない場合、自賠責で認定される等級が1~3級より下だと教えられないことになるので了承してくれと、すまなそうに言った。それで、自賠責の等級が決まってから、改めて連絡をすることにした。

電話を切って、またまた追って電話があった。「自賠責法で言うところの、介護を必要とする場合も大丈夫ですから」とのことだった。介護はばっちり必要だったし介護認定も受けていたので、そこは否定されないだろうか。

いずれにしても、自賠責の認定を待つことにした。さて、どうなるか・・いずれにしても、所轄も本部も、ちゃんと調べて連絡し直してくれるところが有り難いな、と感じた。ご丁寧にありがとうございますと伝えた。