黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました

猫と3人(匹)での結婚記念日

 冷たい雨の降った昨日、結婚記念日だからケーキぐらい買って祝おうと、駅のショップに寄った。フルーツタルトの美味しいところだ。まだ学齢前の女の子が、ショーケースに張り付いてママにねだっていたのは、私が買おうと思っていたタルト(お試し価格でお買い得!)の倍はする価格の商品。おいしそうだもんね。

 しかし、明らかにママは私の狙いと同じものを買いたい様子。で、一生懸命に娘を説得している。「ねー、これにもイチゴは載ってるよ、ちょっとだけど」「いや」「こっちもおいしそうだよー」「いや、これがいい」・・・といった攻防戦がしばらく聞こえてきた。

 私が支払いを済ませて立ち去ろうとした時、ママのオーダーが聞こえた。私と同じ、お試し価格のホールタルトの名前だった。そうか、残念だったね娘ちゃん・・・と思ったら、ママは、ちゃんと娘ちゃんの希望のタルトを、ホールじゃないけど、ピースで1つオーダーしていた。さすがママ、良かったね娘ちゃん!

 その話を帰宅して夫にした。うちの息子は猫型だから、店頭であのような攻防戦が展開することは当たり前だけど無いのだけれども、もしもねだられたら?を猫バカ夫婦としては考える。「そりゃー、買っちゃうよね、いくつでも」「うんうん」。好きなものは飽きるほど食べさせてあげたい、だってどんなに甘やかしても、結果的に人様にご迷惑をかけることは無いから。甘やかし放題できるのが、猫型の息子の良いところだ。

 これが人間型の子どもだったらそうはいかない。大変だよね。将来の事を考えて、きちんと社会人として自立して生きていけるように仕込まないといけないもんね。人間型の息子には、将来のパートナーに呆れられないように、料理や洗濯、掃除などの家事力もいまどきは付けさせないといけないだろうなーと思ったりする。

 人間型だったら・・・。18歳と半年で見送る心の準備をしなくても良かったのにな・・・。

 ホメオパシー獣医に飼い猫を連れていってから2週間が過ぎた。2週間程度で腎臓に限界が来るかもしれないとの話だったので、少しヨタついて歩く後ろ姿にも、身構えてしまう。

 でも、とにかく生きてくれている。がんも、表立ってはひどくなっていないというか、見た目の変化はない。私たちの29周年は、おだやかによく食べて一緒にいてくれている。口回りや手についた食べこぼしを拭きとると、相変わらず威勢よくシャー!!と怒ってくる。

 食べてよく寝る、かわいい我が猫型息子だ。