黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました

ちょっと復活

 前回からほぼ10日経った。数日前は、急激に食欲も落ちたようでフラフラしていた我が猫型息子を見て、いよいよか…と全身で緊張していたのだけれども、昨日、今日と明らかに息子の体調が戻っていると感じる。今もよく食べてるし。

 何が起きたかというと、ステロイドの投与が始まった。口腔がんの再発部分が急にパンと膨張したようだと獣医に伝えたら、がんの成長でなくて炎症による腫れかもしれないとのことで、消炎鎮痛剤としてステロイドを与えることになったのだ。それがハマったのかもしれない。

 息子は、瀕死の状態がウソのようにしっかり歩いている。体調が悪い時そうするように、相変わらず納戸の奥深くに入ってしまうこともあるけれども、私の布団のまわりで昨夜も寝た。今日も既に私の布団の上でバッタリ、寝に入ろうとしている。数日前とは大違い、安心して今夜は眠れそうだ。

 「One Team」が大賞に選ばれた今年の流行語のトップテンに、イチローの「後悔などしようはずがない」が入っていた関係で、確認しそびれていたイチローの引退会見の記事を見つけて読んだが、彼の愛犬「一弓」が我が息子と同じ2001年生まれだと知った。ふらふらだけど懸命に生きている姿を見て、彼が頑張ろうと思うこと等が語られていた。そうかー、一弓くんは同い年か…。

 イチローと夫人の弓子さんの愛情を受けて飼われてきた大切な家族だということが、イチローの会見の様子から、ひしひしと伝わってきた。今私と私の家族が猫型息子に対して抱いている感情と、ほぼ同じ思いを抱いている人を、失礼ながら見つけたような気がした。

 本当は、ずっとずっと長生きしてほしい。でも、苦しんで永らえてほしくはない。苦しむことなく、穏やかに一緒にいてくれるならいくらでも一緒にいてほしい…きっと、そんな風に思っているのではないだろうか。人型じゃなくても、猫型でも犬型でも、大事な家族の一員だから。