黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました

また夢の話

 夜になると、胸のあたりが重くなってくる。心臓のあたりに穴があるような痺れを感じて、そこが疼く。今日も一日、猫型息子の姿を見ることもなでることも無かったからなんだと思う。

  それが、朝はホカホカとした心温まっている状態でほぼ目覚めるのだから、不思議だ。

  今朝も、起きる寸前に息子の夢を見た。私の数歩前を、しっぽをピンと美しく立てて歩いていく。私はその斜め後ろを小走りで追いかける。その後、私は小人になって息子の腰あたりに飛び乗ったらしく、息子のつやつやとした黒毛がかなり太くなって目の前に迫り、わーっと絨毯のように広がっているところに座っていたようだった。

  周りは青空で風が吹き、船に乗っていたのかな、それとも息子の背に乗って飛んでいたのかな・・・と目覚めてすぐは悩んだけれど、飛んでいたんだ、きっと。息子は水色のハンテンを着ていたようにも思ったけれど、あれは青空の間違いだったか。

  思い返しながら、米米CLUBの「浪漫飛行」を口ずさんでいるのに気づいた。そっちよりも映画「ネバーエンディングストーリー」のテーマ曲の方が、劇中で白い竜(?)の背中に乗って主人公が飛んでたような気がしたから、あの夢の状況的にはもっとマッチしてたんじゃないの?と自分に突っ込みつつ。息子ご出演の夢を思い返している時間は、いつも楽しい。

  どうやら私は、毎晩の夢の中で、たくさん息子にお相手をしてもらっているようだ。たくさんたくさん、そうじゃないと抱えている悲しみには追い付かないね。中途半端に目覚めることで、私は息子の夢の中の姿を割とおぼえている。少し前にも、大声で鳴いて呼ぶ息子の夢での姿に7時ピッタリに起こされた(まるで生前よくあったように)。

  だけれど、夫は「夢に出てこない」と寂しそうだ。

  パパっ子だった息子が、夫の夢に出てきていない訳がないが、夢をおぼえていないのだと言う。私を慰めるために、やれやれと私の夢には登場しているかもしれない息子も、夫の夢には、自ら率先して出演しているはず。早く気づいてやってほしいな。

  毎晩、ダラダラ遅くなる癖があるが、今夜こそ早く寝たい。